そろそろ柿の季節。ふきの庭には6本の柿の木があり、どれも種類が違います。甘い柿は熟す頃にはムクドリがつついてしまうため、秋の気配がし始めてからは鳥と競争です。たぶん、もちろん鳥の方が多く食べています。
庭の手入れでしたいことはあるけれど、この日はスタートが遅かったし曇り空で暗くなるのが早かったので、古民家の前の渋柿の収穫に専念。渋柿は鳥が食べないので悠々と収穫できます。
裏年なので実が少ないですが、色付いてくると思ったよりついています。だいぶ色付いてきたので半分くらい採れるかと思ったのですが、近くで見るとまだ緑みが残っているし、まだ葉が青々として実が隠れて見にくいので、三分の一くらいでやめました。


渋柿を焼酎の力で甘くする方法を「さわす」といいます。むかーしから祖母や叔母たちがやっているのを、習いました。バナナの追熟を早めるためにリンゴと一緒に袋に入れておくのと同じ作用だそうです。


柿仕事が終わったら、柿の食べ比べ大会。加家美さんが持ってきてくださった、千葉と神奈川と高知産、それにうちのゴマが入る甘柿2種。結局どれも美味しい。
それと、加家美さんベランダ産のむかごの塩茹で。いつものように、ヘルシーで贅沢なお茶タイムでした。

